帰りにスーパーで半額のおつまみゲットできたよ!ラッキー♪
よかったね~!何買ったの?
生ハム&チーズセット!半額で450円!安い♪
うん・・・まぁ、たまにはいいけどさ。。
↑たまにあるショッキングな出来事です。笑
「半額」につられてそこまで安くないのに買ってしまったり、買ったのに使わずあとで後悔したり・・・
日常にはマーケティングのプロが考えた「買って貰う戦略=罠」で溢れています。
この罠にひっかかりポイポイものを買ってしまえば、いつまでたってもお金は貯まりません。
そこで今回は、貯金したい方は絶対にひっかかってはいけない「浪費させる罠」を8つまとめてみました。
これは「罠」なんだと意識することによって無駄使い防止になるので、ぜひ参考にしてみてください!
①無料の罠
2個買えば1つ無料や、ドリンク無料クーポン、3個買えば無料でコッププレゼントなど
上げればきりがないほど、溢れている「無料」ワード。
なかには本当にお得なものもありますが、ほとんどはより多くお金を払ってもらうための「浪費させる罠」です。
これは「フリー戦略」というマーケティング方法で、私も過去営業職に就いていた時に売る側で実践していました。
人は「無料」に惹かれる傾向が強いことが「行動経済学」によって実証されています。
1つ買うと1つ無料でもらえる、コンビニの「プライチ」のキャンペーン
①アーモンドチョコとアイスセットが252円
②アーモンドチョコ252円を買えばアイスが無料
どちらの方がお得に感じますでしょうか?
②の方がお得と感じた方が多いと思います。
無料のドリンクチケットがあるからと行った1000円のランチ
「ドリンクが無料で得したなぁ」と思うかもしれませんが
「1000円のドリンク付きのランチを食べた」と思うとどうでしょう?
ランチに1000円はちょっと贅沢だったかなぁと思うかもしれません。
このように、同じ額にも関わらず表現一つでお得に感じさせてしまう「無料」ワードには要注意!
重要なポイントは、自分がトータルで支払う金額と、実際得られる商品(サービス)を天秤にかけること。無料の部分だけを見ずに決めることが大切です。
②半額の罠
「無料」もですが「半額」も要注意。
こちらもスーパーのおつとめ品のように本当にお得なものもありますが、元の値段が高く、半額でもさほど安くないものもたくさんあります。
私も過去にセールで「半額」につられて、服やバッグをムダに買ってしまったことがありました。
服が半額!安い!!
でも、「半額=安い」わけではありません。
半額になった金額を出して、そのお金を払ってまで本当に必要なのか
このことをじっくりと考えてから購入すると「半額の罠」にひっかかりづらくなります。
また、私の場合「この服が半額で1000円」→「家族の夕食2回分だ」と、値段を夕食や日用品に置き換えて考えています。
そうするとさらに無駄遣い防止につながります。
また、服だけではなく、食品や日用品の「半額の罠」にも要注意。
元値が高いお肉やお魚に、いつも半額シールが貼られているスーパーがあります。
「元値を高くして実際の価格を安く見せる方法」を二重価格表示といい、この方法は法律で禁止されていますが、きわどいものも多いのではないかなぁと思います。
※元値で販売していた実績があれば違法ではありません
③スーパーの配置の罠
普段行くスーパーも、マーケティングのプロが考えた「買って貰う戦略」で溢れています。
・卵や乳製品など買う頻度が高いものは店の奥の方に配置し、できるだけ店内を歩いてもらう
・レジ前に期間限定の菓子や飲み物などの誘惑を置く
・パスタの近くに粉チーズや新作のパスタソースを置き、ついで買いを促す
※もちろん見やすいように工夫されているなど、消費者目線なものもあります
このような配置の罠をかいくぐり、必要なものだけ買うのはなかなか大変です。
そこで、「必要なものだけを買う」のにおすすめな方法はこちらの3つ
・買うものをメモしていく
・買い物は一人で行く
・レジ前でかごの中身を見直す
特に家族総出でスーパーに行けば、無駄遣いしてしまう可能性が上がるので、買い物は1人で行くのがおすすめです。
④SNSの罠
SNSでよく投稿されている便利そうなキッチングッズ、期間限定で安くなっている子供服、うっとりするようなインテリアグッズなど、ついほしくなってしまうようなものがよく投稿されていますよね。
私もインスタをやっていますし、みるのも楽しく、否定するつもりは一切ありません!
ただ、このような投稿を見て必要ないのに買ってしまったり、買ったことを後悔しているのであれば、それはSNSの罠にかかっているからかもしれません。
例えばインスタだと、ストーリーから購入したり広告に飛ぶと投稿者に収益が入る場合があります。
楽天お買い物マラソンの時、お買い得商品の投稿が増えるのはこのためです。
もちろん収益のためだけにやっているかたは少数派だと思うので、すべて疑ってかかることはないかと思いますが、どんな時でも衝動買いはNG。
その場でいいなぁと思っても、なくて大丈夫なものがほとんど。
お金を貯めていきたいのであれば、
・すぐに買わず「ほしいものリスト」を作りメモ
・ものを買うのは「買い替えのとき」
こういったことを意識するがおすすめです。
ほしいものリストがたまってきたときに、楽天お買い物マラソンでまとめ買いすれば、プラスのポイントももらえます。
SNSは便利な反面、このように無駄遣いの誘惑も多いので、使い方には要注意です。
⑤ポイントの罠
私も貯めているポイントですがこちらも要注意!
一歩間違えると無駄な出費を増やしてしまいます。
CMを見たりアンケートに答えることによって無料で貰えるポイントもありますが、たいていのポイントはお金を使わないと付与されません。
こちらも楽天お買い物マラソンで例えると・・・
買い回りするごとに付与されるポイントが増えていき、最大10倍までポイントがUP。
SPUと合わせると最大44倍ものポイントが付くのでかなりお得。
ただこのお得に惑わされ、必要のないものまで買ってしまうと本末転倒です。
ポイントはあくまで「おまけ」と考えて、「ポイントをより多く貰うためにたくさん買うこと」より、「必要なものだけを買うこと」に集中するのが節約の近道です。
楽天お買い物マラソンの正しい使い方は、
「必要なものをリストにまとめて置き、買うものリストがたまってきたらまとめ買いすること」
その時に、楽天ふるさと納税も合わせてやるとかなりポイントがたまります。
またポイントサイトモッピー経由で楽天で買い物をするとポイントの二重取りができるのでおすすめです!
⑥オプションの罠
車や家など高額な買い物をするときにはまりがちなのが「オプションの罠」
金額が高い買い物だとオプションが安く感じてしまいます。
実際私もはまってしまい今でも後悔しています…
我が家は数年前に家を購入したのですが、高級な壁材やオプションの壁紙を採用してしまいました。
せっかくローコスト住宅で節約したのに、オプション額が数十万円に・・・。
その時は桁が大きすぎて、オプション3万円などが誤差ぐらいにしか感じませんでしたが、今思うと一つ一つのオプションはかなりの大金。
今思うと怖いくらいで、もっと慎重になるべきでした。
また家ほど金額が大きくなくても
・ツアーのオプション
・美容室での追加料金
・アマゾンで買い物するときに下に出てくる「一緒に購入」ボタン
これらも要注意。
「テンション・リダクション効果」といい、購入を決めたところで別の商品を紹介するとつい購入してしまうことが多いようで、売る側はそこに付け込んできます。
なのでその罠にひっかからないよう、
・ついで買いをしないこと
・予算決めをする
など、自分の中でルールを決めておくのがおすすめです。
⑦パッケージの罠
何気なく手に取った商品のパッケージも、消費者に刺さるよう売り手の戦略が盛り込まれています。
最近私が見直したところでいうと、朝食のシリアル。
鉄分やビタミンが取れて完璧な食事のように感じていましたが、原材料を見るとほとんど、コーングリッツ・砂糖・塩なんですよね。
もちろんシリアル自体を否定するつもりは一切ありませんし、今もたまに活用しています。
ただ過去に毎朝シリアルだったことがあり、健康面でも節約面でもそこは見直し、今はおにぎりとお味噌汁など簡単なものですが、和食の日を多めにしています。
他にも「アミノ酸1500mg」配合など、アミノ酸がたっぷり配合されているように感じますが、1500mgは1,5g…
単位を変えることによってたっぷり入っているように思わせるのも、売り手側の戦略です。
⑧一番人気の罠
お店でよく目にするワード「1番人気」
1番人気の化粧水や1番人気の美容液など、「そんなに人気ならすっごくいいものかも」と気になってしまいますよね。
でも「1番人気」はあくまで「セールスコピー」
1番人気といってもその店での1番など、狭い範囲での1番ということもあります。
もちろん「人気」なことに変わりはないので「罠」というわけではないかもしれませんが、
・1番人気の1000円の化粧水
・500円の化粧水
成分を比較するとほとんど同じという場合もあります。
なので「セールスコピー」に惑わされず、日用品なら成分表、食品なら原材料を確認してから購入するのがおすすめです。
ちなみに私は化粧水は手作りしています。
グリセリン1:精製水9の割合で混ぜるだけで簡単に作れて、安上りだし無添加♪
市販の化粧水の成分表を見て、手作りできそうと思ったのが作り始めたきっかけでした。
また、プライベートブランドは、原材料が同じなのに大手メーカーの何割引きかの値段で買えるので、我が家では積極的にPBを取り入れています!
まとめ
ご紹介した8つの罠
こちらの対策を一言でいうと・・・
①無料の罠
→無料には何かしらのワケがある!
②半額の罠
→割引後の額を出してみて!
③スーパーの配置の罠
→スーパーは1人でいこう!
④SNSの罠
→衝動買いに要注意
⑤ポイントの罠
→ポイントがあくまで「おまけ」
⑥オプションの罠
→ついで買いには要注意
⑦パッケージの罠
→原材料を見てみよう
⑧1番人気の罠
→セールスコピーに惑わされない!
これらを意識すれば、浪費させる罠に引っ掛かりずらくなり無駄遣いが減ります!
もし節約・貯金に力を入れていきたいのであれば、ぜひ頭の片隅に置いておいてください♪
動画版はこちら↓