こんにちは!ぴーちです。
今回は「貯金したい人が絶対やってはいけない節約6選」をご紹介します。
実質賃金は20カ月連続でマイナス…
お給料は上がらないのに物価ばかり上がるので、節約に力を入れているご家庭は我が家含め多いかと思います。
ただ間違った節約方法をしてしまうと貯金が増えないばかりかストレスが貯まり、日々の生活が辛くなってしまうことも…
そこで今回は節約しているつもりが実は逆効果になってしまう「NG行動」を6つまとめました!
節約生活のストレスを減らすヒントにもなるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
①100点満点の節約
食費の予算は月3万円、外食はしない、服はリサイクルショップで買う…
このような生活をすれば貯金は増える!
と思われがちですがそうとも限りません!
というのも、節約生活は「継続できるかどうか」で将来の貯金額が決まるから。
めちゃくちゃ節約を頑張ってはじめの数か月貯金額が増えたとしても、それを継続できなければ貯金は増えません。
なので、全て完璧に節約するのではなく
・無理のない程度に、自分に合った節約方法を取り入れる。
・予算を決めたうえで、満足度の高い無駄遣いをする。
この2つを心掛けるのがおすすめ。
先日「1番効果があった節約術」というテーマでアンケートを取らせていただいたのですが、ご回答の中にも一般的に効果があると言われている節約方法とあえて違う方法をしている方が何名もいらっしゃいました。
例えば、
・お財布の紐が緩むのでクレジットカードは持たない
・スーパーに行けば無駄遣いをしてしまうのでネットスーパーでしか買い物しないなど
順調に貯金を増やしている方は自分に合った方法を取り入れることで、ムリなく節約生活を続けることができています。
また、何でも節約し、もはや節約のために生きているような人生ははたして幸せなのか…
人生は一度きり!
将来のための貯金も大切ですが、今楽しむことも同じくらい大切です。
ちなみに私はなかなかストイックな節約生活をおくっているので、月1くらいのペースで「人生楽しいですか?」というコメントをいただきます。
たしかに服はワンコイン以下でしか買わなかったり、リサイクル品ばかりの部屋であったり…
つまらない人生に見えるかもしれません。
でも案外私もお金を使うところは使っていて、
家事のストレスを減らすもの「食洗器・お掃除ロボット・セカンド冷凍庫・除湿器」などを活用していたり、家族みんな旅行好きなので年に2回ほど旅行に行っています。
このように「自分や家族にとって満足度の高い無駄遣い」をしているからこそ生活にメリハリがでて、楽しく充実した日々を過ごせています。
結論、目標は70点の節約生活!
節約生活を継続できるように、頑張りすぎないことが大切です。
②体験することの節約
「体験格差」という言葉をご存じでしょうか?
世帯年収300万円未満の家庭の約3人に1人が習い事、旅行など学校以外での活動をしていないそうです。
そして国立青少年教育振興機構のデータによると、このような子供の頃の体験の差が学歴の差になり、大人になってからの年収の差にまで影響するとのこと。
貧困が遺伝するというのは、あながち嘘ではないかもしれません。
お金をかけなくてもできる体験はたくさんあります!
例えば、家族でお弁当を持ってハイキングに行ったり、市町村でやっている体操教室やプログラミング教室に通わせたり。
私の住んでいる地域だと月1000円程度でできる習い事が結構あります。
子供向けの無料イベントも探せば意外とあるもので、ファミリーコンサートや工作教室など無料なのが信じられないくらいの内容でした。
旅行も、クーポンや補助金情報にアンテナを張っていればかなり安くいくことができます。
例えば昨年沖縄旅行に行ったのですが、旅行支援とクーポンを使うことで家族4人で1泊3600円!
飛行機もLCCを使うなどすれば旅費をかなり抑えられます。
最近だと一泊2万円を上限として「北陸応援割」が検討されているそうです。
安く旅行に行けるだけでなく、被災地の復興の支援にもなります。
子どもが親と遊んでくれる残りの期間を考えた時、今をもっと大切にしなければなぁと思いました。
子どもたちに色んな体験をさせながら、親も楽しめば一石二鳥!
また、子どもだけでなく大人にとっても「自然体験」は重要です。
環境省のHPによると森林浴をすることは免疫機能を高めてくれたり、ストレスを軽減してくれる効果があるそうです。
体調を崩せば節約どころではありません。
医療費がかかり、逆に貯金が減る可能性もあります。
なので、体験することを節約しすぎず健康を第一に考えることが結果、貯金にもつながると思います。
③かたちから入る節約
「お金を貯めたい!」と考えた時。
まず本屋さんで一番人気の節約本を買って、気分が上がるかわいい家計簿を準備!小銭貯金もしたいから貯金箱も買おう!
私個人の意見ですが、これらは節約のNG行動!
もちろん行動することは重要なのですが、これらはすべてお金をかけずに準備できます。
思い立ってすぐ節約本を買うのではなく、図書館を利用。
図書館に思うようなものがなければ、古本屋さんやメルカリを利用。
また、節約方法はYouTubeやネットでも学べます!
家計簿も使いやすい無料アプリが色々ありますし、ネットで無料ダウンロードできるものをコンビニ印刷することもできます。
貯金箱はわざわざ買わなくても、家にある空き箱や空き容器で十分。
これらをすべてチェックしたうえで節約本や家計簿を買うのはもちろんいいのですが「思い立ってすぐお金を使う行動をする」のがNGということです。
節約は「かたちから入る」より、まずはお金がかからない方法を考えるのがポイント!
このことさえ頭に入れておけば、捨てる予定の古着をトイレ掃除に使ったり、収納グッズを買わず空き箱を利用したり、お金を使うことが減り!
結果貯金に繋がります。
④時間効率の悪い節約
節約のそもそもの目的は「お金を貯めること」
この目的を忘れてしまうと、時間効率の悪い遠回りな節約になってしまいます。
例えば、数十円安いからとガソリン代をかけてスーパーをはしごしたり、1円単位で細かく家計簿をつけ、合わなければピッタリ合うまで原因を探したり…
その時間でもっと貯金を増やす方法があるかも!
私場合ですが、
・30分時間があれば、今より安い電力会社を調べる
・1時間時間があれば、たまってきた不要品をメルカリに出品する
・半日時間があれば、副業の本を読んでみる
そうすることで月に1000円ほど電気代が安くなりましたし、不要品を売ることで月に数千円~多いときで数万円の利益があります。
ところで、以前動画で「自分を時給換算しない」とお話したことがあります。
仕事が忙しく全然時間がない方は別ですが、子どもが幼くこま切れでしか時間を取れない場合など隙間時間で少しでも稼いだ方が確実にお金が貯まるから。
私の実体験をもとにお話しさせていただきました。
ここで勘違いしてほしくないのが「時給の低い仕事=時間効率が悪い」とは限らないこと。
もちろん同じ仕事内容であれば時給が高いにこしたことはありませんが
例えば、だらだらネットサーフィンする時間を1日1時間副業にまわしたり、朝1時間早く起きてハンドメイドアクセサリーを作ったり。
「0」を「1」にすることで、自身も付きます!
下の子が4歳になった今でこそ本格的に仕事を始めたりYouTubeなどの副業をしていますが、子どもが生まれてすぐは隙間時間にちょこちょこせどりをして生活費の足しにしていました。
ホームセンターやドンキのワゴンセールを狙い、メルカリで販売。
時給換算すると500円なんてことも。
でも確実に生活費の足しになりました。
さらにそのことがきっかけでマーケティングに興味を持ち、図書館で勉強。
出費が増えてしまう「浪費させる罠」に気付くことができ、結果節約生活にプラスに働きました。
浪費させる罠についてはこちらの記事でご紹介しています。
時間効率の悪い節約はNGですが、貯金を増やすために色々挑戦してみることは大切です。
⑤過度な食費の節約
食費は真っ先に節約してしまうものの一つですよね。
でも節約方法を間違えると、体調を崩し働けなくなったり、医療費が家計を圧迫してしまう可能性も。
厚生労働省の統計によると、日本人の約15%が生活習慣病とのことです。
その生活習慣病の原因のひとつに
・食べ過ぎによる肥満
・栄養バランスの偏った食生活
があります。
生活習慣病は生活習慣の改善で予防できる可能性が高いもの。
野菜を増やし栄養バランスのいい食事にするのはもちろん、アルコールの量を減らしたり、腹八分目にしたり。
例えば、1日1本飲んでいる缶酎ハイを週末だけにすれば、月2400円の節約(1本120円として)
大人だけ腹八分目の食事を意識すれば、月の食費を10%くらい節約できます。
安い食品ばかりを買って食費を節約するのではなく、このような健康的な方法で節約することがポイントです。
そして浮いた分を貯金にまわすのもいいですが、食事の質を上げるのもいいかなと個人的には思います。
4人家族の我が家の場合、ここ1年で月の食費を5000円上げて4.5万円にしました。
物価高騰の影響もありますが、もっと果物を買おうと思ったからです。
健康の為、そして子供たちを喜ばすためにもメルカリで買うなど工夫しながら買っています。
⑥家族に節約を強要すること
節約で1番難易度が高いことは「節約に協力的ではないパートナーに協力してもらうこと」だと思います。
節約に協力してもらうために節約を強要してしまいがちですが、私の経験上節約を強要するのはNG行為でした。
もしパートナーが節約に協力してくれないのであれば、何かしら理由があります。
貯金の必要性を感じていなかったり、貯金より熱中している何かがあったり。
そこを覆すことがまず第一ステップでした。
過去の話になりますが、主人はお金をあるだけ使ってしまうタイプでした。
貯金をこっそり使い込んだり、パチンコで散財してしまうことも。
(あんまりいうと怒られそう・・・笑)
節約してと口うるさく言ったり月のお小遣いを減らしたり、試行錯誤しましたがなかなか節約に協力してくれない日々…
そんな中あることをきっかけに、徐々に節約に協力的になってくれました!
その方法がこの2つ
・現状を数字で見せる
・お金のかからない楽しみを見つける
現状を数字で見せる
もう10年ほど前になりますが、結婚して間もない頃。
リビングの広い注文住宅を建てよう!子供は2人欲しいね!など夫婦共通の夢を持っていました。
なのに貯金はわずか。
主人に危機感はありませんでした。
なので、実際に家を建てるのにいくら必要か、ローンは何歳まで払わなければいけないか、子どもの教育費はいくらかかるのか。
金額をまとめて「このままではヤバい!!」ということを伝えました。
だから節約しようと。そこで彼は危機感を持ったようです。
お金のかからない楽しみを見つける
そして、ストレス発散にやっていたパチンコ。
主人は熱中しやすいタイプなので代わりになることを見つけようと、レザークラフトやスケボーなど色々進めました。
そして見事スケボーにハマり、パチンコを卒業!
このような経緯で、今ではすっかり節約夫です。
YouTubeのコメント欄を見ていると、パートナーが協力してくれないと悩んでいる方が多いように感じます。
私もその一人でしたし、気持ちが痛いほどわかります。
人の意識を変えることは本当に難しいことですが、不可能ではないと思います。
私の経験談が少しでも参考になれば幸いです。
まとめ
やってはいけない節約はこちらの6つでした!
・100点満点の節約
・体験することの節約
・かたちから入る節約
・時間効率の悪い節約
・過度な食費の節約
・家族に節約を強要すること
節約は幸せに暮らすための1つの手段。
ご紹介したことを避けることで、節約生活を続けやすくなるかと思います。
ムリなく楽しく!一緒に節約生活を頑張りましょう!
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